みんなで作る社会

昨日6月29日、官邸前で最初の計画よりははるかに多い20万人の人による、原子炉再稼動反対の集まりがありました。
その場に行けなくても、心は参加している多くの人たちの想いもあわせれば、すごいエネルギーがその場に集まっていたことでしょう。
感動的な瞬間でした。みんなの熱い思い、日本を、世界を思う気持ちは必ずや報われなければいけない。
海外に住む私も、なんの活動も出来ないことに苛立ちや恥ずかしさを覚えながらも、心はみんなと共に、「再稼動必要なし!」の気持ちで日々過ごしています。
このブログで現実化の方法などを少し書かせていただいています。
その中で、ネガティブな言葉はその波動でネガティブな現実化を起こしてしまう懸念なども書きました。
それで私は、反対とか、嫌いとか、いやとか・・・そう言う拒否する言葉は極力使わないようにしています。
詭弁と思われるかもしれませんが、「再稼動必要なし」「自然エネルギー賛成。」「節電賛成。」など、消極的と思われるかもしれませんが、そのようなポジティブな言葉を使って、原子力反対を支持しています。
そして、反対と言う事実の中に怒りや、憎しみ、恐怖などの感情を入れないように気をつけてしています。
なぜなら、潜在意識に怒りや、恐怖、悲しみ、不安、それらのネガティブな思いがあれば、それれも同じような波動と共鳴し、さらなる怒りや憎しみを生む現実化を進めてしまうからです。
今回の例を取ってみると、原子力産業に携わる人たちに、怒りや憎しみの波動を送れば、その人たちの怒りや恐怖、不安にエネルギーを送ることになってしまい、結局はより戦う闘志をより与えてしまうことになるでしょう。
頭でそう分かっていて、その人たちの尊厳に光を送りましょう。などと書きました。
それは、絶対その方が良い結果を生むと分かっているのですが、なんだか、悶々としない日々が続いていました。
そして、自分の潜在意識を点検してみて分かりました。
私の中にも、原子力産業に関わる人たちへの、怒り、憎しみが渦巻いていたのです。
気持ちでは、反対派のみんなと、声をそろえて言いたい。
「原発、反対!反対!反対!」
まだまだだな・・・・。でも、その思いを封じて頭だけでいいイメージングをしてもいい現実化を起こすことは不可能です。
そこで昨日は、一人で声に出し、思いっきり罵倒し、怒りをぶちまけてみました。
そして、私は怒っているんだ、私は腹が立っているんだ。と言うことをまず認識しました。
自分の状態を知ることは大事なことですね。
その後、その思いを手放しますと宣言し、怒りや腹立たしさの感情に光を当てて浄化しました。その思いを手放すと宣言しました。
一度や二度の浄化作用では、この感情は完全には消えないでしょう。
再び、ふつふつと憎しみ、怒りは戻ってくるでしょう。
でも、その度にその思いを手放しますと宣言して、潜在意識のお掃除を繰り返すしかありません。
それが完全に出来た時に初めて、その関係者の人たちに、心から愛の光を送ることが出来るでしょう。
今、反対宣言をしておられる皆さんにもお願いです。
自分の中の怒りや憎しみ、不安、心配、いろいろな感情を見つめてみてください。
そしてそれを手放してみてください。
そして、誰もが持っている、良心の中の美しく尊いもの。それらを信じて、その波動にエネルギーを送ってください。
戦うことは、相手のエネルギーを押し戻す作業であり、押したらまた押し返されます。
一度は勝利を得られても、いつかまた攻め返されます。
それが、今までの現実でした。
取るか取られるか、勝つか、負けるか。
その方法を変えなくてはいけない時が来ているのではないでしょうか。
平和的な和解、私達は敵同士ではない。みんなで幸せになる方法。
それには握り締めている拳を開き、新しいエネルギーを流すことです。
手を開けば、肩の力が抜け、血液もスムーズに流れ、手にも肺にも新鮮な空気が流れます。
エネルギーを美しく無理なく循環させること、それこそが正しい波動を広げ、正しく美しい現実を創り上げて行く何よりもの方法だと思います。
私達の日本の現実を創り上げたのは、決して政治家だけではありません。
私達国民の集合意識に他ならないのではないでしょうか。
今、私達の未来を変えられるのも、それは私達の集合意識でしかありません。
今、私達は自分の国の未来を築くために真剣に考える機会を与えられたのです。
国は政治家が作るものではなく、私達一人一人が、「日本が、世界が、今後どのようになって欲しいか。」と言うビジョンを描くことで作られると思います。
皆さん、自分が希望する未来を思い描いてみてください。
もう人任せではいられませんね。
自国のことだけでなく、この世界で起きていることも、自分自身の責任と思い、しっかり社会参加して行きましょう。
誰かに責任を取ってもらうのではなく、自分自身が社会の一員として、新たな社会作りに参加して行きたいと、心から思います。
とても難しい問題で、こんな簡単な文章で思いを使えることは差し控えるべきだとも思ったのですが、今の私の正直な気持ちを、自分に伝えるために書いてみました。
読んでくださり、ありがとうございました。
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