ブレスレットのお話

本来なら乾季なのですが、ここの所、毎夕、雨季のような雨降りが続いています。
昨日は仏教徒にとっては大事な5月の満月でした。
ジョグジャカルタの仏教寺院、ボロブドゥールや、日本のレイキ発祥の地、鞍馬山でも大事な祭事が行われました。
あいにくバリは雨の満月・・・・。
さて、さて、ブレスレットのお話でしたね。
ちょっと前に2本目のブレスレットのオーダーを頂き、バリにてセッションをした方からのお問い合わせをご紹介します。
その方はバリに来ると、懇意にいているレイキヒーラーの方にマッサージをしてもらうそうです。
一本名のブレスレットを作った後にその方のマッサージを受けた時、彼がブレスレットを見せて欲しいと言うので渡したそうです。
そうしたら、ブレスレットを握った手が、ぶんぶん回ったんだそうです。
彼はすばらしいブレスレットだと絶賛してくれ、彼女はとてもうれしく思ったそうです。
そして今回も、新しいブレスレットを付けてマッサージを受けに行ったところ、そのマッサージの人が「このブレスレットはあまりパワーがない、そしてあなたにもあまり合ってないと思う。」と言ったそうです。
彼女は、ちょっとショックで、日本に帰ってからそれらをどう解釈したらいいのかと言うメールが来ました。
その二本目のブレスレットは、ご本人の希望で「恋愛、すばらしいパートナーとの出会い」がテーマでした。
普段、活発ではっきりした色を好む人だったのですが、やはり恋愛に必要なのはピンクのパワーです。
ブレスレットが出来上がった時の感想は「わ~私には有り得ない色!、でもかわいい~。」でした。
実際つけてみたら、しっくり来たようで、とても気に入ってくれました。
そんな訳で、私が思うには、ブレスレットと付ける人は恋人同士のようなもので、最初からしっくり行くブレスレットだけではないと言う事でう。
ご自分でも、私らしくない色のブレスレットと言っていたように、彼女の個性には合っていないブレスレットなのです。
それでもお互いに信頼関係を結びいい関係を築いて行くことで、ブレスレットとの相性や絆はどんどん深まり、ベストなパートナーになって行くのです。
石にはそれぞれの個性があり、パワーも異なります。
見た目にやさしい色の石は、やはり優しい波動を出しているものですし、見るからに強い!と言う石は、さすがに強い波動を出しています。
それらが効能の違いであり、生きている証拠なのです。
石にも意思がありますから、持ち主の人がどれだけ愛情をかけてくれているかをちゃんと感じています。
ただの物だと思わずに、心ある生き物だと理解した時に、初めて心が通い合うものです。
どんな物とでも、誠実に向き合い、きちんと心を通わせるようにすれば、いわゆる物は物ではなくなります。
みなさん、自分の所に来るべくして来たブレスです。
よき信頼関係を結び、大いに助けてもらってくださいね。

朝日を浴びるボロブドゥール
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